プロフィール
人口減少社会において、地域メディアの持続可能性を担保するにはどのような施策が必要なのでしょうか。インターネットとマスメディアが重層化する時代に、オーディエンスはどのようなコミュニケーションを求めているのでしょうか。度重なる災害のなかで、マスメディアと市民の関係性はどうあるべきで、どのように変容していくのでしょうか。
複雑化した現代社会においてメディアがどのような役割を担い、どのような機能を持ち、人々に対してどのように作用しているかという問題に取り組み、メディアを通じた理想的なコミュニケーションをデザインするためには、学際的/複眼的な「メディア論」の視点と方法に基づく不断の省察が必要不可欠です。
時代を捉えたコミュニケーション戦略を構想するため、メディアの未来をともに想像しましょう。
Profile
専門分野・研究領域
【大きなテーマ】
メディア研究の視点と方法からさまざまな分野における「理想のコミュニケーション」の阻害要因を明らかにし、それを除去するための実行可能な具体策を提言すること。
【具体的な専門性】
- メディア研究(地域メディア:民放地方テレビ局・オーディエンス研究)
- メディア制度(放送政策:放送の地域性)
- 公共コミュニケーション
- リスク・コミュニケーション(災害報道)
経歴
2013年:東北大学 法学部 卒業(学士(法学))
2015年:東北大学 公共政策大学院 修了(公共法政策修士(専門職))
2015年:東北大学 大学院情報科学研究科 リサーチ・アシスタント(〜2018年度)
2018年:Goldsmiths, University of London 修了(MA in Media and Communications)
2019年:東北大学 大学院情報科学研究科 人間社会情報科学専攻 修了(博士(学術))
2019年:社会情報大学院大学 広報・情報研究科(現 社会構想大学院大学 コミュニケーションデザイン研究科) 助教(〜2019年度)
2020年:同専任講師(〜2021年度)
2021年:同実務教育研究科 兼担講師(〜2021年度)
2022年:社会構想大学院大学 コミュニケーションデザイン研究科 コミュニケーションデザイン専攻 専攻長(現在に至る)
2023年:社会構想大学院大学 コミュニケーションデザイン研究科 准教授(現在に至る)
2024年:社会構想大学院大学 コミュニケーションデザイン研究科 研究科長代行(現在に至る)
所属学協会
情報通信学会
社会情報学会
日本メディア学会
日本実務教育学会
日本リスク学会
日本広報学会
International Association for Media and Communication Research (IAMCR)
委員等
(2023-現在)日光市行財政改革審議会 委員
(2022-現在)JA広報対策研究会 外部委員
(2021-現在)社会構想大学院大学 コミュニケーションデザイン研究科 教育課程連携協議会委員
(2021年度-2022年度)日本実務教育学会 広報委員会委員長
(2021年度)Society 5.0の実現に向けた広報担当者養成事業 事業実施委員会(文部科学省委託事業) 委員長・事業責任者
受賞歴
公益財団法人電気通信普及財団 第35回電気通信普及財団賞 佳作
情報通信学会 第17回論文賞 優秀賞
情報通信学会 第2回アーリーバード発表賞
研究助成等
リスク・コミュニケーションにおけるメディアの役割に関する実践的研究
放送文化基金 2023年4月 - 2024年3月
坂田 邦子 橋本 純次 三浦 伸也 大内 斎之
マスメディア出身実務家教員による「実践と理論の融合」の現在地
社会情報学会 2022年度 若手研究助成 2022年7月 - 2023年3月
テレビ局による災害リスク・コミュニケーションのあり方:ポリメディアの視点から
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 2021年4月 - 2025年3月
橋本 純次
災害報道における「専門知」と「不確実性」に関する研究
放送文化基金 2021年4月 - 2022年3月
坂田 邦子 橋本 純次 三浦 伸也 大内 斎之
民放地方テレビ局による「住民アイデンティティ」の後天的形成
東北大学 大学院情報科学研究科 学生プロジェクト 2017年6月 - 2018年3月
橋本 純次
放送の「地域性」研究プロジェクト:放送政策とメディア論の架橋
東北大学 大学院情報科学研究科 学生プロジェクト 2015年7月 - 2016年6月
橋本 純次